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デザインでブランドは強くなる

ブランド構築において製品デザインは重要です。
製品でブランドの世界観やメッセージを伝えることができます。

1.発信力

デザインが良い製品には発信力があります。
良いデザインというのは製品づくりに込めた想いがユーザーに伝わるものです。想いが伝われば、
製品の評価が上り、信頼を得たり、ファンを付けることができ、ブランドを強くすることにつながります。こういったものはWEBやSNSで取り上げられ、自らPRすることもなく広がり、認知度アップも期待できます。

BtoB製品においてもデザインは欠かせません。
ブランドの世界観をうまく表現し、一貫性のある製品を出すとが重要です。
そうすることでアイデンティティーが作られ、ブランドを確立させることができます。
つまり、良いデザインを出し続けることがブランドを強くすると言えるのです。

 

2.想いを見えるかたちに

デザインは製品に込められた想いやブランドの世界観をユーザーに伝えることが目的の一つです。
例えば「ユーザーフレンドリーで使いやすそう」「革新的でクール」といったことを見て伝わるようにしなければなりません。感覚的で、無形なものを見える化するわけです。
そのためにはこのような手順で進めます。

キーワード

イメージ画像

「製品の特徴は何か?」「他社との違いは何か?」
「ユーザーに伝えたいことは何か?」
キーワードを出していきます。

キーワードを表す画像など、具体的なイメージをピックアップします。ことばだけだと人によって思い描くものに差がありますが、具体的なイメージがあることでズレを小さくします。

マッピング

キーワードや画像をマッピングします。これにより目指す方向性がわかりやすく可視化され、作業にかかわる
メンバー間で共通認識を持つことができます。

デザインコンセプト

デザインコンセプトを出します。
デザインの目標を明確にします。

スケッチ

スケッチでイメージを具体化します。これまでの内容を踏まえ様々なアイデアを幅広く展開していきます。

ここからデザインを絞り込んで基本的なデザインの方向性を決定します。

3.ブランドに大切な継続と進化

継続のしやすさを考えることもデザインには必要です。ブランドの浸透には時間がかかります。
その間、製品が増えたり、モデルチェンジすることがあります。一貫性を持たせ継続するためには、コストや製造面で無理のないものにしたり、デザインの展開のしやすさを考えます。

例えば、造形テーマを設定したり、操作の仕方を合わせる等があります。
また、製品数が多い場合はルール化すれば、すべてにデザイナーが関わる必要は無くなります。

進化については一貫性と逆のことのようですが、そうではありません。
技術は日々進歩し、人々の価値観も変わります。ブランドの理念は継承しながら
製品のデザインは進化していく必要があります。

継続と進化のあるデザインでブランドをさらに強くしましょう。

 

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