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デザイン導入の効果

デザインは見た目を良くするだけではありません。
さまざまな効果があり、ビジネスを成功させるためには必要不可欠な手段です。

1.課題の解決

一つの製品をつくり上げるには様々な課題をクリアしなければいけません。
使いやすさ、安全性、コスト、見栄え、作りやすさ、売りやすさ等々・・・・
解決の手法も様々です。リサーチや行動観察、ブレインストーミング。
人間工学や感性工学の観点から評価。プロトタイプの検証。
設計、製造部門との連携で、ベストな答えを探ります。

2.デザイン品質の向上

品質を上げることは価値を上げることに繋がります。
その効果は、信頼性を上げたり、高そうに見える、高性能に見える、といったことや
使いやすさ、わかりやすさ、安心感など様々です。
他社に負けない、競争力のある製品にすることができます。

3.付加価値をあたえる

基本性能で他社との差別化が難しいときには、付加価値が必要となります。
付加価値にも大小ありますが、ユーザーに配慮した少しの工夫が響いたりします。
様々な部分で付加価値をうむ可能性があるので、デザインを行うときには常に意識している部分です。

4.心に響く魅力的な製品づくり

本当に欲しいと思うもの、それは「心に響くもの」
心奪われる美しさ、共感できる想い、驚きや感動を与えてくれるもの。
「心に響くもの」は替えの利かないものになります。
ただ必要というだけであれば代わりの商品はいくらでもあり、価格競争となってしまいます。

5.ブランド構築

ブランド構築において製品デザインは重要です。
製品でブランドの世界観やメッセージを伝えることができます。
一貫性のあるデザインを継続することでブランドが認知されていきます。
製品がブランドをつくり、ブランドは製品に信頼やステータスを与えます。

6.想いの共有

商品開発をチームで行う場合、想いの共有はとても大切です。これができないとゴールが定まらず、迷走してしまいます。想いは初め、ことばで伝えられます。考え方を伝えることはできますが、イメージや雰囲気はなかなか伝わりません。デザインはことばをかたちにする作業とも言えます。キーワードや考え方を整理しスケッチやイメージボードで見えるようにします。そうすることでズレのない、想いの共有が可能となります。

そもそも何のためにデザインするのか…?
一つのヒット商品で売り上げアップ、というのも間違いではありませんが
それよりも、企業を強くするための手段として、デザインを活用すべきだと考えています。

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