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スポット的アウトソーシング

インハウスデザイナーの方からよくお聞きするのは、業務が多忙でクリエイティブな時間をとることが難しい…やりたいことができない、後回しになってしまう…
そんな時にはスポット的なアウトソーシングを活用してみてはいかがでしょうか。

本来であればコアな部分に集中するために、物理的な作業や方向性の定まったデザインの具体化などは誰かに預けてしまいたいところです。しかし社内では手が足りず、自分自身でこなしていくという状況。また、とにかく多くのアイデアが欲しいというとき、限られたリソースの中では限界があります。外部の“頭”を利用することで、展開の幅を広げることができます。

スポット的アウトソーシングの具体例

1.スケッチやCGによるビジュアライズ

スケッチはイメージが固まっていなくても、想いを伝えればそこからイメージを膨らませ展開することが可能です。キーワードや画像を共有し、イメージを絞り込みながら検討することもできます。ポンチ絵等があればそれをベースに現実的なものにするといったこともできます。多岐にわたる経験が活かされ、想像以上のアウトプットが期待できます。

CGはプロダクトのモデリングはもちろん、それが使われるシーンを作ることができます。シーンはただそれが置いてある空間ということではなく、ライフスタイルやユーザー像が伝わるようにし、プロダクトの魅力を視覚的に伝えることができます。デザイナーが作成するので、エモーショナルで訴求力の高いレンダリングが可能となります。データの蓄積によって効率良くスピーディーにフォトリアルなCGができます。

 

2.アイデア展開

アイデア出しで大切なことは「数」と「視点」です。
複数名いるデザイン会社ではこの点において有利になります。
多様なメンバーで考える相乗効果も期待できます。

3.3Dデータ

作りたいかたちは決まっていても作る人によって差が出ます。形状が複雑であったり、滑らかな曲面のものは、3DCADのスキルが高いだけでは良いものにはなりません。デザイナーの考えたかたちの意図を汲み取り、美しいかたちにすることが大切です。

4.リサーチ/オブザベーション

外部目線でバイアスのかかっていないリサーチは、新たな切り口で新しい発想に繋がります。
単なる情報収集ではなく洞察によって本質的なところを探ります。

スポット的なアウトソーシングは手数、頭数を物理的に増やすことができます。
さらにプロのスキルとノウハウでデザインの品質向上にも活用できます。

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